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1人旅ブログです

話のネタが欲しければインドへ行け!僕がインド1人旅で体験したアレコレ その①

僕の初めての海外旅行はインドでした、そしてトラウマになりました…。

帰国後はテレビでインドっぽい映像を見たり、カレーなどの香辛料の香りを嗅いだりすると気持ちが悪くなりました。

二度とインドになんか行くものか! と思いました。

 

ももう10年経ち、またあの怪しくエネルギッシュであり得ない出来事が起こる国を旅したくなってます。

そんな僕のインド1人旅の思い出を紹介します。

 

・優しい悪党

デリーに到着した私は空腹だったのですが入りやすそうな飲食店が無くウロウロしていました。

そんなとき声を掛けてきた日本語が少し喋れる若いインド人に私は「ご飯を食べたい」と言いました。

すると直ぐ近くにいい店があるから付いてこいと言われ、彼には日本人の彼女がいて日本からお金を送ってもらっているという話を聞かされながら、直ぐじゃないじゃん、もう30分歩いてるよと思ったところでカレー屋に到着しました。

 

コーラを飲みながら彼とカレーを(ダジャレではない)食べていると何故か彼の友達という男が現れ一緒に食べ始め、何故か全部僕の奢りでした。

 

そして後から現れたインド人はマリファナの紹介を始めました。

「とても質が良くて安い、おまえは歯がボロボロだ、ドラッグやってるんだろ、もちろん買うよな?」

 

僕はただのすきっ歯です…。

I am just a clearance tooth.

 

「 買え!」

「いらない」

「何故だ!」

を何度も繰り返し彼はやっと諦め、親切に帰りのオートリキシャーを呼んでくれました。

 

オートリキシャーの後部座席にまず最初のインド人が乗り込み、僕が乗り、最後に後から現れたインド人が乗り込みました。

 

オートリキシャーは走りだし、気が付いたら僕はもう逃げれません。

マリファナを勧めてきたインド人がガイド料を払えと言いだし、電話をしてるヘタな芝居をして、「怖い仲間をたくさん呼んだ、払わないとボコボコだぞ」と僕のほっぺをペチペチしながら脅してきます。

正直、迫力が無く怖くはありませんでした。

 

最初のインド人と運転手は見て見ぬふり、

僕が「ガイドなんてしてもらってない、ノー、ノーマネー」と言っても埒が明かず、

1時間ほどリキシャーは走り続け、

僕が根負けしてポケットからインドの札(日本円で8000円分ぐらい)を取り出すと、その瞬間奪われました。

 

僕は数ヵ所にお金を分けて持っていたのですが、

「 それはオールマニーだ、これでは今夜ホテルに泊まれない!」

と言ったら

「しょうがないなー」といくらか返金してくれ適当な宿の前に下ろして くれました。

 

僕はうかつにも

「なんだ優しい人じゃん!」

と思ってしまいました(笑)